【福井市】福井の刀剣好きさんは是非!福井市立郷土歴史博物館では、「福井城下の刀鍛冶~越前新刀オールスター~」展を2024年3月12日(火)まで開催しています!
福井市宝永地区にある福井市立郷土歴史博物館では、2024年2月3日(土)~2024年3月12日(火)まで、松平家史料展示室で「福井城下の刀鍛冶~越前新刀オールスター~」展を開催しています。
「越前新刀」とは、江戸時代前期、全国有数の刀剣の産地として知られていた越前の刀工たちが鍛えた刀のことであり、日本刀の一ジャンルとして認知されています。
こちらは、初代「康継」作の脇差です。有名な刀工として「康継」がいます。初代「康継」は、現在の滋賀県長浜市で活動していた「下坂鍛冶」といわれる鍛冶集団の中心的存在だったと考えられています。初代「康継」は越前松平家のお抱え鍛冶を務めながら、徳川家康にもその腕を認められ、名刀の再刃を行うなどの活躍を見せたとのこと。徳川家お抱え鍛冶としてもその名を知られた「康継」の名跡は幕末まで越前で9代、江戸で10代続きました。越前、江戸の「康継」は、福井藩、徳川将軍家のお抱え鍛冶だったそうですよ。
「国清」は「康継」と並んで越前新刀を代表する名工です。福井藩3代藩主松平忠昌のお抱え鍛冶であった「国清」は主君の国替えに伴って福井に移り住んだそうです。以後「国清」の名跡は福井藩お抱え鍛冶として幕末まで10代続きました。
「福井城下の刀鍛冶~越前新刀オールスター~」展で福井城下の刀鍛冶の歴史を振り返りつつ、名工の作った日本刀の美しさに触れてみるのはいかがでしょうか??
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