【福井県】6月21日には、県内でも 372年ぶりの夏至日食が観測され、動画撮影に成功!?
福井県内でも、太陽の一部が欠けて見える「部分日食」が2020年6月21日午後4時過ぎから観測されました。
部分日食は太陽と月と地球が一直線上に並び、地球から見ると太陽の一部が月に隠れる現象のことです。
日本で観測されたのは、去年の12月以来でおよそ半年ぶりの部分日食でした。
県内では、やや雲が多かったものの午後4時過ぎから太陽が欠け始め、午後5時過ぎには薄い雲となり月に隠れる割合が最も大きくなりました。
半分近くに欠けた太陽となり、日食の最大を迎えたそうです。
6月19日に全国で移動自粛が解除され、県外からも部分日食を見ようと訪れた方がいたようです。
愛知県からお越しになった方で、北陸道・杉津パーキングエリア(敦賀市)からみた部分日食です。
部分日食(2020年6月21日)
晴れ間を求めて福井県へ。どんどん雲が増えてきて焦りましたが、幸いにも厚い雲ではありませんでした。食最大を少し過ぎた辺りで特に雲が薄くなり、半分近く欠けた太陽をしっかり見ることができました。北陸道・杉津PAにて。見物客が結構いて、賑やかでした。 pic.twitter.com/lOPBYJgFx7
— なぶせ ? (@Nabuse_hoshimi) June 21, 2020
薄雲越しに欠け始めた太陽が見えた時が一番嬉しかったとのこと。
日本海を望む開放感あるロケーションで、最後まで気持ち良く観望できたようですね。
*福井県大野市から見た、部分日食
天体望遠鏡を使って動画撮影されていたようです!
福井県大野市での部分日食
後半戦は雲でさっぱりでした。
2020年6月21日 16:00~18:10
AT65Q 420㎜ D800 ISO100 1/250
60秒インターバル撮影 pic.twitter.com/vrzMeWpyC1— もちょ (@mocho306) June 21, 2020
部分日食に備えて機材をそろえて、動画撮影までできるようになったようですよ。
丸だった太陽がだんだん欠けていくのがよく分かりますよね。
次回日本で部分日食が観測される日は、2023年4月です。
この日は、九州南部など一部の地域だけになるそうです。
今年の県内の部分日食は、少しヒヤッとさせられましたが、雲も薄くなり半分近く欠けた太陽が無事に見られたようですね♪
観察の際は太陽を直接見ることは危険ですので、「日食グラス」を使うようにして下さいね!
*情報提供、写真提供ありがとうございました。