【福井市】国の重要文化財の修理の様子をお伝えします!2025年6月20日(金)~8月17日(日)まで福井市立郷土歴史博物館にて「令和の大修理 重要文化財 大安寺」が開催されています!

令和の大修理 重要文化財 大安寺

2025年6月20日(金)~8月17日(日)まで福井市立郷土歴史博物館松平資料展示室にて「令和の大修理 重要文化財 大安寺」展が開催されています!

大愚宗築

こちらは、大安寺(以下大安禅寺)を開いた臨済宗の高僧大愚宗築師です。当時74歳という高齢でしたが、時の藩主松平光通の求めに応じて大安禅寺を開きました。

南蛮船屏風

こちらは南蛮船の様子を描いた屏風です。船の上でカルタや囲碁を楽しんだり、宴会をしたりする南蛮人たちの様子が生き生きと描かれています。船の帆がアジア的な意匠なのも、とても興味深いですね!

説明

上の写真の屏風は、福井藩家老狛孝澄の妻霊応院が寄進したものです。当時の女性は自身の財産を持っていて、自分の意志で使うことができたということを示すとても意味のある屏風だそうです。

権利書

「寺領判物」です。越前松平家先祖代々の墓所とするために建立したこと、大愚に依頼して住職としたこと、万治3年3月に300石の寺領を寄付したのは、寺が廃絶しないようにするためであること、寺家と門前の住人は寺の用を務めるために免税とすることが書かれています。

説明②

「寺領判物」は、大安禅寺の領地と寺家、門前の免税を証明した公的文書です。今でいう権利書でお寺にとって、とても大切な書類でした。

福井の歴史あるお寺の大修理の様子を知ることができる「令和の大修理 重要文化財 大安寺」展に行かれてみてはいかがでしょうか??

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