【福井市】子どもの着物について知る!福井市立郷土歴史博物館では、2024年5月11日(土)~2024年7月7日(日)まで「子どもの着物~健やかな成長を願う~」展が開かれています!
福井市立郷土歴史博物館の松平家資料展示室では、2024年5月11日(土)~2024年7月7日(日)まで「子どもの着物~健やかな成長を願う~」展が開催中です。
越前松平家の子女が着用した子供の着物が紹介されています。子どもの着物には、成人の着物とは異なるさまざまな特徴があります。子どもの未熟な身体を機能的に助ける役目もありました。
こちらの着物には、四つ身の付け紐がついた着物です。体の成長途中の子どもが大人と同じ帯を締めると内臓が圧迫されてしまうため、柔らかな素材の付け紐で着物が身体に沿うように着ていました。また四つ身とは、背丈の4倍で胴体部分の布を裁断することから、こう呼ばれました。四つ身は、3歳から12歳くらいの子どもの着物に用いられました。
子どもの成長を願う親の思いは今も昔も変わりません。「子どもの着物~健やかな成長を願う~」展で昔の子どもの着物がどんなものだったかを知ることで、時代を経ても変わらない「親の愛」について考える一つのきっかけになるかもしれませんね。
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