【福井市】行かれたこと、ありますか??福井藩主の別邸、「養浩館庭園(ようこうかんていえん)」!
福井市宝永地区に名勝「養浩館庭園(ようこうかんていえん)」はあります。
今の「養浩館庭園」は、江戸時代には「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と呼ばれていました。福井藩を治めていた松平家の別邸でした。「養浩館庭園」と名付けたのは、幕末の四賢侯の一人でもある第16代福井藩主松平春嶽です。「養浩館庭園」の「養浩」には孟子の言葉の「浩然(大らかな心持ち)とした気を養う」という意味があるそうです。
数寄屋造りの建物は、庭ととても調和しています。縁側のすぐそばに池があり、庭園が一望できます。心が解きほぐされ、「養浩」の名のとおり、大らかな心持ちになれるような気がします。
建物の内部「御月見ノ間(おつきみのま)」です。床の間、脇棚など和風建築の美しさを感じることができます。
養浩館庭園では、季節によってはライトアップなどがされたり、19時まで開園していたりするので、その時期は暮れなずむ庭園をお屋敷から眺めることもできます。時間とともに、夜を迎えていく庭園は何とも言えない風情があります。
雰囲気のある養浩館庭園で、ゆったりとした時間を過ごしてみるのもいいかもしれませんね!
「養浩館庭園」はこちら↓