【福井市】新聞が今のネットの役割を果たしていた時代があった!2025年4月25日(金)~6月15日(日)に福井市立郷土歴史博物館の館蔵品ギャラリーでは「日露戦争の号外報道」展が行われています!

「日露戦争の号外報道」展

2025年4月25日(金)~6月15日(日)に福井市立郷土歴史博物館の館蔵品ギャラリーでは「日露戦争の号外報道」展が行われています!

ポスター

取材に対応してくださった学芸員さんによると、館蔵品のチェックをしていたところ、新聞記事の号外の原紙が354号分(うち福井新聞分は78号)見つかり、そこから13点を選んで館蔵品ギャラリーの「日露戦争の号外報道」展を行うことにしたそうです。

第四号外

こちらは日露戦争での初めての大規模な回線、遼陽での戦いの結果を知らせる号外です。「第4号外」とありますが、これは明治37年9月1日午後6時15分に出された同日4回目の号外です。学芸員さん曰く「今でいうところのツイッターを2~3時間おきに連投している感じ」だそうです。

解説①

当時はまだテレビはもちろん、電話もラジオもなかった時代。義務教育が普及し、識字率が上がっていたこともあり、新聞が今のネットのような情報源だったとのこと。

平和の曙光

こちらは、外国(アメリカ)の勧告によって休戦を得策とするという来電があったという号外報道です。

解説②

当時の新聞は、今の新聞ほど報道の正確性が保たれておらず、新聞の属する党派(立憲政友会、立憲民政党)色が色濃く反映されていたそうです。

福井県における日露戦争と人々の生活の関わりを知ることのできる「日露戦争の号外報道」展、一度ご覧になられてはいかがでしょうか??

福井市立郷土博物館様、取材にご協力くださり、本当にありがとうございました!

「福井市立郷土歴史博物館」はこちら↓

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