【福井市】浮世絵の魅力再発見!2024年12月18日(水)~2025年2月24日(月)には越前ふくい美術館で「蔦屋重三郎に至る道~浮世繪事始め~」が開催中です!
2024年12月18日(水)~2025年2月24日(月)には越前ふくい美術館で「蔦屋重三郎に至る道~浮世繪事始め~」が開催中です!撮影OKの表示がありましたので、いくつかの作品をご紹介いたします。
こちらは菱川師宣の『秋野嬉戯』という作品です。少年と少女の初々しい愛の交歓の様子が生き生きとした筆致で描かれています。秋の花々も生命力豊かな筆遣いが印象的な作品ですね!
こちらは鳥居清信作、『竹中庄太夫 踊り姿』という作品です。竹中庄太夫は、元禄から正徳にかけて活動した女形の役者です。旅姿をしていることから、「道行もの」というジャンルの演目であることが分かります。役者の表情が豊かで、着物の柄も細かく描かれ、竹中庄太夫の演じている姿が目に浮かんできそうな躍動感のある作品です。
こちらは奥村政信作、『武蔵野の月』という作品です。描かれている女性は三代目高尾太夫という江戸一の遊女です。女性のたたずまいからは気品が、うなじや裸足からは色気が感じられます。多くの人が目にする浮世絵に描かれたことから、三代目高尾太夫の人気の程が窺えますね!
今年の大河ドラマは江戸のメディア王、蔦屋重三郎の物語です。越前ふくい美術館の「蔦屋重三郎に至る道~浮世繪事始め~」で蔦重とほぼ同時代に最盛期を迎えた浮世絵をご覧になってみてはいかがでしょうか??
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