【福井市】福井市郷土歴史博物館では、正月の奇祭「馬威し」展を2024年1月28日(日)まで開催しています!
福井市宝永地区にある福井市郷土歴史博物館では、2023年12月7日(木)~2024年1月28日(日)まで、松平家資料展示室で正月の奇祭「馬威し」展を開催しています。
福井市郷土歴史博物館の常設展では福井市の歴史を知ることができます。こんな美しい耳飾りも出土しているのですね。
馬威しというのは、正月の左義長神事(小正月におこなわれる火祭りの神事)に関連して行われるようになりました。福井藩の侍が燃える左義長飾りの周囲を馬で乗りまわしたことに始まったそうです。更に庶民が馬を威す行為を行うことで、福井藩独特の軍事的な色合いの濃い競技として成立していったといわれています。また、この祭りは、武士と庶民が競い合い、交流する事で身分的な融和がはかられたとも考えられているとのことでした。
馬に乗る武士、馬を威す庶民、見物する人々、左義長の飾りと当時の馬威しの祭りの様子が生き生きと伝わってきますね。
正月の奇祭「馬威し」展を見ながら、当時のお正月に思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか??
「福井市郷土歴史博物館」はこちら↓