2021年2月16日から所得税の確定申告が始まりました。今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため会場の混雑を避ける目的で、申告期間が4月15日まで延長されています。

収入が1か所からの給与だけという方はほとんどすることのない確定申告ですが、こんなことがあれば確定申告をしたほうが良いですよというヒントをお伝えします。

ふるさと納税をしたときに「ワンストップ納税」という制度を利用しなかった人は確定申告が必要です。また、「ワンストップ納税」をしていても6か所以上にふるさと納税をした方は、確定申告の対象となります。

家族の医療費の領収書を集めて10万円前後ある人は、医療費控除を受けられる可能性があります。（医療費控除を受けられる医療費の金額は、所得によって違います。所得が低い人は、５～６万円でも対象となることがあります。）なお、入院や手術で医療保険から保険金をもらった分は対象になりませんのでご注意ください。

保険証の扶養にとれなくても、確定申告で税金上の扶養にとることができます。

年末調整で申告していないときは、確定申告で社会保険控除を受けることができます。

雑損控除という控除を受けられる場合があります。この場合は、税務署にお問い合わせくださいね。

福井県内の確定申告会場は？

福井県内の税務署の場所や受付期間は、国税庁のホームページをご覧ください。

確定申告は窓口にいかないといけないの？

確定申告書を家のパソコンで作って、プリントアウトして郵送することで申告ができます。申告書は、国税庁ホームページの確定申告コーナーから作ることができますよ。コンビニのネットプリントも使用できます。